思い立って山に登る

朝起きて、今日は山に登ろうと思い立ったので、出かけました。電車で240円の切符を買い、到着した駅から3kmほど歩くと、登山口がありました。登りはじめてほどなくして、前方でガサガサと音がしたので顔を上げると、二頭の灰色の動物が走って逃げて行きました。それはおそらく鹿と呼ばれる動物です。鹿は少し離れたところから、じっとこちらの様子をうかがっていました。その姿は美しく可愛らしく不思議だった。

そのあと登り続け、頂上に着いた。それは600メートルほどの山で、低い山に分類されるらしいが、僕は登山経験がゼロなので、けっこう辛いのではないかと不安だったのですが、そうでもなかった。

山頂には人が結構いて、特にやることもなかったので、景色を眺めて少し休んだ後、下山を開始した。降りる途中、何度となく足を滑らせて、足首をひねったような気がしましたが、さほどの痛みもなかったのでよかった。そして登山は2時間足らずで終わってしまい、昼前には帰宅していたので、弁当も持って行っていたのに、家で食べました。僕はとにかく野生の鹿を忘れることができない。山頂からの眺めより感動した